Ach Herr, mich armen Sünder BWV135

2014.07.06 | baroque |

Bach Cantatas 2 ‐ Paris/Zürich
The Monteverdi Choir / English Baroque Soloists
(Soli Deo Gloria 165)

三位一体節後第3主日。この主日のためのカンタータ第135番「ああ主よ、哀れなる罪びとわれを」は、福音書章句ではなく後年マタイ受難曲で重要な役割を果たすことになるコラール歌詞をベースとして構成されている。

でも、やはり福音書章句を反映しているような気もする。

あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけだすまで探し回らないだろうか。そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、「見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください」と言うであろう。言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。

99人のいい人よりも悔い改める1人の罪人を見出すことに喜びがあると言われるのなら、この罪人のことも考えてくれるはず。そういう期待がこのカンタータを動かしているみたい。最後のコラールは父と子と聖霊への賛美。モンテヴェルディ合唱団は、期待に震える心を抑えきれないみたいに一気呵成に、つんのめるように歌っていて、劇的。

Robin Tyson (C-T)
Vernon Kirk (T)
Jonathan Brown (B)

1. Coro: Ach Herr, mich armen Sünder
2. Recitativo (T): Ach heile mich, du Arzt der Seelen
3. Aria (T): Tröste mir, Jesu, mein Gemüte
4. Recitativo (A): Ich bin von Seufzen müde
5. Aria (B): Weicht, all ihr Übeltäter
6. Choral: Ehr sei ins Himmels Throne

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