Wer nur den lieben Gott läßt walten BWV93

2014.07.20 | baroque |

Bach Cantatas 3 – Tewkesbury/Mühlhausen
The Monteverdi Choir / English Baroque Soloists
(Soli Deo Gloria 141)

三位一体節後第5主日。この日の福音書章句は「漁師を弟子にする」話だ。くりかえしになるけど、ルカによる福音書によると、ゲネサレト湖畔でシモン・ペトロとヤコブとヨハネがここでイエスの弟子となり、「人をとる漁師」になる。

この「人をとる」という言い方には本質の匂いがする。イエスに言われて網を下ろすと大漁を得て舟が魚で満たされる。魚が舟にいっぱい、みたいな話は聖書に何度も現れる。パンがかごにいっぱいとか。あとは水を汲むとぶどう酒に変わるとか。そういう光景に聞き手は憧れて、「とられる」のかもしれない。

カンタータ第93番「ただ神の御旨にしたがう者は」は、第5曲のレツィタティーフでこの大漁のエピソードを具体的に語り始める。「ペトロは徹夜で労働しても何ひとつ網にかからなかったけど、イエスの言葉ひとつで大漁を得たのだから、イエスの慈悲を信じなさい。」前後にはイエスへの信頼の言葉が寄せられる。

テノールのコビー・ヴァン・レンズブルクとは、あまり接点がない。ガーディナーとの関係もあまり濃くないようで、調べてみるとヤーコプス組と言うべきポジションにいる人らしい。明快な声は、もしかすると好みの歌い手なのかもしれないと思わせるけど、これからも縁は薄そうだ。自分はヤーコプス組じゃないし。

Joanne Lunn (S)
William Towers (C-T)
Kobie van Rensburg (T)
Peter Harvey (B)

1. Choral: Wer nur den lieben Gott läßt walten
2. Choral – Recitativo (B): Was helfen uns die schweren Sorgen
3. Aria (T): Man halte nur ein wenig stille
4. Choral – Duetto (S,A): Er kennt die rechten Freudenstunden
5. Choral – Recitativo (T): Denk nicht in deiner Drangsalshitze
6. Aria (S): Ich will auf den Herren schaun
7. Choral: Sing, bet und geh auf Gottes Wegen

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